HF-2050の電源発熱対策 2015.03.08

HF-2050の電源発熱対策ですが、CPUをCMOSに交換するだけで多少発熱が抑えられます。 また、100Vタップではなく120Vタップで100V使用すればほぼ問題ないようになりました。(真夏では実験していないので、果たして...)


80C188

80188

外気温15℃、CPUで約10℃低くなりました。 電源のケースがアルミなので、レーザー温度計が反応しませんでした。 手で触った感じでは若干低く感じられます。
DSPの温度は、48℃でした。 かなり厚いですね。

HF-2050修理 2014.12.16

故障したHF-2050を2台購入しました。 2台とも電源を入れた途端Faultランプが点灯して話になりません。 メッセージも何も出ません。 これは前途多難です。

2号機 652-6577-007
2号機 652-6577-007

5.2Vの電源電圧が規定値ではありません。
パワートランジスタ 2N3055を交換しましたが変化なし。
LM723を交換、しかもソケットになっていましたのでかなり楽でした。CANタイプでなくて良かった。 結局2N3055は元に戻しました。 規定値の電圧に復帰。 コネクターを本体に挿し、電源ON。
おーーLCD表示がでた。 しかし再びFAULTランプ点灯。 しかし今度はエラーメッセージを見ることが出来るので、故障原因がある程度絞
れるかな? 表示は、

A3 FAULT
DEBUG 2 = 041
DEBUG 3 = 0002H
DEBUG 4 = 00BFH



今ひとつはっきりしないエラー

TEST11 End to End TESTのエラーらしい。


RS-232Cオプション搭載

バッテリーRAM搭載

何故か一瞬動作したが、TESTを押すと以下のエラーが....

A3 FAULT
DEBUG 2 = 039
DEBUG 3 = 0002H
DEBUG 4 = 7364H



エラーの情報から、BFOあたりがおかしいようです。

試しに手持ちのバッテリーRAMを交換してみましたが、変化なし...

問題がありますが、音が鳴るようになりました。 3号機が動作したので、各ボードをスワップして動作状況を確認してみました。
3号機のA3ボードを交換→変化なし。 その他のボードも交換→変化なし。
最後に、なんと3号機のA2ボード(CPUボード・動作品)と交換してみると問題なく動作します。 DIAG TESTもパスします。 この2号機のA2ボードを3号機に挿すと同じエラーが発生する。 ということでA2ボードの不良のようですが、このボードはアナログ部は殆どありません。 とにかく、ソケットになっているデバイスをすべて交換しましたが変化なし。 最後の手段で、基板を左右に曲げて見たところ、バキバキと音がしました。 それをA3ボードに挿して電源を入れたところ、文化放送が聞こえました。 しかし、DIAG TESTを行うとA3 Fault DEBUG 2 039のエラーが出ますが、AM、CW、USB、LSBともに問題なく動作しています。 どこかのパターンがはんだ不良?

残念ながら、1日経ったら元に戻ってしまいました。 部品取りかな???

REMORT CONTROLLは通常RS-422なんですが、この受信機はRS-232Cオプションが付いています。
ERGO 4 を使用して コンピュータコントロール出来るか試してみました。 見事に動作しました。


3号機 652-6577-010
3号機 652-6577-010

こちらも、いきなりFAULTが点灯。 電源電圧はすべて正常。 5.2VDC、±15VDC リプルも0.3VAC以下(ちょっと大きいけど2号機も同様
でした。)

治りました。 原因はCPUとCPUソケットの接触不良のようです。 エタノールでCPUとソケットを洗浄しら動作しまいした。 びっくりです!! CPUはi80188でした。 i80186の減価版で、バスラインを8ビットにしたCPU。 DATAバスラインが8ビットしかないので、2回読みこんで16ビットにしているCPU。 8088の上位版? それにしても歴史を感じますね。 このころのパソコンはZ80が全盛ですかね?  マニアルを読んでいたら、演算プロセッサー8087も接続出来るようです。 当時、アンテナシュミレーション計算のため、10万円ぐらいで購入しました。 計算速度は10倍から50倍ぐらい早くなり感動した記憶が...8087は今でも持っています。 80486からは演算プロセッサーがCPUに内蔵されるようになりました。 この8087は恐ろしいほど熱が出ます。


右が80C188

HF-2050のCPUを80188からAMD80C188のCMOSに交換して見ました。 見事にCPUの温度が下がりました。 以前は触れないぐらい熱かったのですが、触っても大丈夫です。 今度、非接触レーザー温度計で測定してみます。

動作したので、PC から RS422で制御できるか試してみました。 全然動かない。 RS232の場合は素直にどうさしたのですが...
オシロスコープで信号を見ると、PC側のTX+とTX-は問題なく送信しているが、PC側のRX+とRX-は何にも変化がないということは、HF2050が反応していないようです。
使用している、USB-RS422変換アダプター
そこで、色々調べてみました。

PC 側 HF2050 J6
TX+ RX+ 6 ピン
TX- RX- 24 ピン
RX+ TX+ 4 ピン
RX- TX- 22 ピン

各ピンが何処に接続されているか調べてみました。 何故かHF2050のRX側の回路図がありません。



回路図がないので、どのICのピンに接続されているか調べたところ、TX+がD88LS120の2ピンに接続されていた。 デバイスのマニアルを見ていたら、TX+が-Inputに入っている。 もしやと思い反対に接続したら、HF-2050から信号が帰ってくるようになった。 この時点では動作していなかったが、もしやRX+も逆?と思い、反対に接続したら動作するようになりました。 これで、RS232CもRS422もPCから制御出来るようになりました。

PC 側 HF2050 J6 DS88LS120   AM26LS20
TX+ RX+ 6 ピン  2ピン-INPUT  
TX- RX- 24 ピン  4ピン+INPUT  
RX+ TX+ 4 ピン    OUTPUT A 15ピン
RX- TX- 22 ピン    OUTPUT B 14ピン

何と、マニアルにある+と-が逆になっていました。 以下のように変更したら動作するようになりました。

PC 側 HF2050 J6 DS88LS120   AM26LS20
TX+ RX- 24 ピン  4ピン-INPUT  
TX- RX+ 6 ピン  2ピン+INPUT  
RX+ TX- 22 ピン    OUTPUT B 14ピン
RX- TX+ 4 ピン    OUTPUT A 15ピン

バックライト追加改造 

HF-2050にバックライト追加改造

千石電商で販売している【60cm】側面発光防水LEDテープライトを付けてみました。 これは大変便利ですね。
側面に発光するLEDテープライトです。 はさみのマークがあるので、長さも変えることが可能です。
両端からケーブルが出ているので、上向きにも下向きにも発光することが出来ます。

15Vラインに1/2W 47Ωの抵抗を挿入。 思っていたより全然熱くならなかった。 明るすぎたので330Ωをパラって165Ωに変更。 初めは、LM317の安定化電源を使用しようと思ったのですが、取り付ける金具がなかったのでとりあえず抵抗を使用して、後程LM317に交換する予定です。 ようやく#6-32のスペーサーが見つかったのですが、このままでも良いか??


LEDは20mm間隔


1号機 652-6577-002
1号機 652-6577-002 こちらは故障しておりません。 完動品です。

マニアルによると、スパーキャパシターによる16KBitのRAMバックアップは3時間と書いてありましたが、6時間後でも大丈夫でした。
追記、1週間でも消えなかった。

後程、1号機に手持ちのバッテリーRAM取り付けてみます。 → 動作しなかった。


Rockwell Collins HF-2050 2014.06.28

Rockwell Collins HF-2050
アンテナを設置したので、HF-2050を出してきました。 前回の東北の大地震の時に棚から落ちそうになったのでしまって置いておいたのを出してきました。 動いてよかった。
さすがですね。 今でもLFもMFもHFも十分な性能です。 今のDSPやSDR受信機の始まりの機器(恐らく最初)ともいえます。 MIXerはDBMを使用しています。 IFは3MHzでIF以降はすべてデジタル処理(DSP)です。今のSDRは100KHzぐらいだと思います。 30年前には完成させて実用しているところが凄いですね。 ただこの時代なのでCPUがまともの物がありません。 あっても非常に高価だったと思います。 結構、ディスクリートなデバイスを使用しています。 現在ならさらに高性能な受信機が作れるでしょうね。
ただ、使いずらいところもあります。
電気を入れると、10MHzにセットされますが(長い間電源を入れていなかったので、バックアップ用スーパーキャパシターが完全放電したからで、最後に電源を切った状態で立ち上がる。)、ダイヤル触っても動きません。 まずLOCKを解除しなければなりません。 しかもダイヤル操作できるように、スイッチをダイヤルにセットしなければなりません。 またキーインプットで周波数を確定すると、またLOCKが掛かりますので、ダイヤルを回せるようにするにはLOCK解除が必要です。 とにかくセットした周波数が動かないようになっています。 目的の周波数を受信するという目的の受信機です。
また、バックライトがないし、電源のパイロットランプもない。 液晶の表示されているかで電源が入っていることがわかります。 知らないと故障していると勘違いしてしまいます。
ここら辺は、慣れると問題ないようです。


ダイヤルが小さくて使いずらいので交換してしまいました。

当時、難波田さんがハムジャーナルNo.17だったかな?で紹介されていた記事を見て衝撃が走りました。